Vesperaで太陽を観測する

Vesperaで太陽を観測する


Vesperaが活躍するのは夜だけではありません。天気の良い昼間には、太陽を観察してみましょう。
太陽を観察するには、「Vespera太陽フィルター」(購入はこちら)が必要です。「Vespera太陽フィルター」を装着することで、太陽放射の10万分の1しか透過しないようになります、これにより、太陽表面の現象の一部を、装置や目に負担をかけることなく観察することができます。Singularity(シンギュラリティ)アプリが最新版であることを確認してください。アプリを起動して観測場所を選択し、「スペースセンター」画面で「太陽モード」を選びます。その後、画面の指示に従ってください。


観測ステーションに太陽フィルターを装着した後、スペースセンタータブから「太陽モード」を選択します。

太陽観測は日中に行われるため、夜のように観測ステーションがアストロメトリー(Vesperaが天空の位置を校正するための星野検出)や初期化を行うために必要な、目に見える星が存在しません。そのため、太陽観測では、ユーザーがVesperaをできるだけ正確に太陽に向ける必要があります。
これは、地面に映るVesperaの影を確認することで簡単にできます。まず、Vesperaを回してみてください。太陽の光が鏡筒アームと本体の隙間を通り抜け、影を二分割しているとき、Vesperaは正しく太陽に向けて設置された状態です。その後はVesperaが引き継いでスキャンを行い、正確に太陽を指し示し、追尾します。

左:Vesperaが正しく位置合わせされていません。 右:Vesperaが正しく位置合わせされています:Vesperaのアームとボディの隙間から太陽光が入っています。

Vesperaは太陽を正しく捉えると、さまざまな惑星の相対的なサイズと、昼間の日光を遮ることができれば太陽の周りに見えるであろう星が表示されます。その他様々な実験のための画像を取得するには、太陽の「Raw画像」を選択します。



太陽系の他の惑星にいるかのように太陽を観察したり、Raw画像を選んで黒点や太陽の自転に関するさまざまな実験を行うことができます。

注意事項
特定の保護フィルターが装着されていない光学機器では、絶対に太陽を直視しないでください。Vaonis製のVespera太陽フィルターが装着されていない状態では、Vesperaを決して太陽に向けないでください。