Singularity (シンギュラリティ)アプリ:宇宙へのガイド

Singularity (シンギュラリティ)アプリ: あなたのための宇宙へのガイドです。宇宙はあまりにも広大ですが、適切なツールがあれば、天体をより身近に感じることができます。そのようなツールのひとつが、Vespera望遠鏡を使った観測を最適化するために設計されたSingularity(シンギュラリティ)アプリです。このブログでは、Singularityの主な機能を紹介し、あなたの天体観測を宇宙への旅に変えていきます。

YouTubeでSingularityアプリのチュートリアルを見る

スペースセンターのセットアップ
Singularityを初めて起動し、アカウントを作成すると、スペースセンターが表示されます。ここで、まず「観測地」を選択することになります。複数の観測地を登録し、それぞれの気象条件や予報を確認することができます。新しい観測地を作るには、「+」アイコンをタップして「新しい観測地を追加」を選択し、観測地の場所と名前を決めます。

「本機」ウィジェットと「画像フォーマット」ウィジェット
「本機」ウィジェットでは、スマートフォンやタブレットと観測地の接続状態を確認することができます。また、温度、湿度、装着されているフィルターに関する情報も提供されます。
「画像フォーマット」ウィジェットでは、観測中にVesperaの内蔵メモリに自動的に保存するファイル形式を選択することができます。

天体を探索する
観測地の設定が完了したら、初期設定を行い、観測する天体を選びます。Singularityアプリで、カタログとも呼ばれるエクスプローラー機能では、何百もの天体から選択することができます。「星雲」など天体の種類で絞り込んだり、ソートオプションで天空の高い位置にある天体を最初にリストアップすることも可能です。
観測したい天体がアプリ上で見つからない場合は、天体の座標を手動で入力することができます。この機能により、アプリに掲載されていない天体も含めて、あらゆる天体を観測することができます。

観測と画像のスタッキング
観測中には、画面に観測結果が表示されます。Vesperaでは、初期設定では10秒の露光時間で画像を撮影し、スタッキングという手法で画像を合成しています。同じ被写体を複数枚重ね合わせることで、徐々に画質を高めていく手法です。

観測した画像の保存と共有
Singularityでは、観察結果を保存・共有する方法がいくつか用意されています。Singularityギャラリーや、タブレットやスマートフォンに保存したり、標準の共有機能を使って友人や家族と共有したりすることができます。「本機」画面で設定したオプションに応じて、観測画像は自動的にVesperaの内部メモリに保存されます。

観測プランとプロフィール管理
「観測プランを立てる」機能で一晩の観測計画を設定すると、Vesperaは自動的に計画にしたがって観測を行います。プロファイルセクションでは、あなたのSingularityギャラリー、アカウントとアプリケーションの設定にアクセスすることができます。ギャラリーには、観測セクションからSingularityに保存した画像がクラウド上に保存され、アカウントにリンクされています。

まとめ
Singularityがあれば、宇宙はあなたの指先の中にあるも同然です。経験豊富な天文学者でも、好奇心旺盛な初心者でも、このアプリはユーザーフレンドリーなインターフェースと豊富な機能で、あなたの星空観察体験を本当にこの世のものとは思えないものにします。観測地を設定し、天体を選び、他にはない宇宙の旅に出かけましょう。

「Singularity by Vaonis」アプリは、Google Play (Android)またはApp Store (iOS)からダウンロードできます。アプリは無料です。