2024年 3月 15日チュートリアル
Vesperaで彗星を観測する
この記事では、Vespeeraで彗星を観測する方法をご案内します。
1. まず、彗星がどこにあるのかを知る
- J2000座標を知るために、'The Sky Live'のようなオンラインツールを使うことをおすすめします。
- お目当ての彗星の赤経と赤緯の最新情報を入手します。
- 'Stellarium'というフリーソフトを使い、Vesperaの焦点距離とセンサーのデータを設定することで望遠鏡の視野をプレビューすることができます。
- 彗星のデータをStellariumに追加し、星図に彗星を追加します。
2. 'Singularity'(シンギュラリティ)アプリにマニュアルモードで彗星を登録する。
- 天体の名称を入力
- 天体タイプは「星団」を選択
- 露光時間は10秒あるいは15秒とします。ゲイン設定(20dB)と追尾タイプ(auto)はそのままにしておくことをおすすめします。
- StellariumまたはThe Sky Liveのサイトで入手した座標を入力して保存し、彗星を登録します。
最も簡単な方法は、5分から10分程度の短い観測時間で撮影することです。この程度の短時間であれば彗星はあまり動かないはずなので、Vesperaのストレージに保存したTIFFファイルをPhotoshop、Affinity Photo、GIMPなどの写真編集ソフトで画像を編集することができます。