Vesperaで彗星を観測する

この記事では、Vespeeraで彗星を観測する方法をご案内します。

1. まず、彗星がどこにあるのかを知る

  • J2000座標を知るために、'The Sky Live'のようなオンラインツールを使うことをおすすめします。
  • お目当ての彗星の赤経と赤緯の最新情報を入手します。
  • 'Stellarium'というフリーソフトを使い、Vesperaの焦点距離とセンサーのデータを設定することで望遠鏡の視野をプレビューすることができます。
  • 彗星のデータをStellariumに追加し、星図に彗星を追加します。

2. 'Singularity'(シンギュラリティ)アプリにマニュアルモードで彗星を登録する。

  • 天体の名称を入力
  • 天体タイプは「星団」を選択
  • 露光時間は10秒あるいは15秒とします。ゲイン設定(20dB)と追尾タイプ(auto)はそのままにしておくことをおすすめします。
  • StellariumまたはThe Sky Liveのサイトで入手した座標を入力して保存し、彗星を登録します。

 最も簡単な方法は、5分から10分程度の短い観測時間で撮影することです。この程度の短時間であれば彗星はあまり動かないはずなので、Vesperaのストレージに保存したTIFFファイルをPhotoshop、Affinity Photo、GIMPなどの写真編集ソフトで画像を編集することができます。